スズキのエブリイバン(EVERY VAN)は、軽商用バンの定番モデルとして高い人気を誇ります。
荷室が広く、燃費も悪くないため「仕事にも趣味にも使える車」として愛されていますが、購入後に「思ったより使いにくい部分があった」という声も少なくありません。
この記事では、エブリイバンの欠点・デメリットを中心に、対策方法を紹介します。
Contents
🚐 エブリイバンとは?基本情報のおさらい
エブリイバンはスズキが販売する**軽商用車(軽バン)**です。
現行モデル(DA17V型)は、ビジネスユースからキャンプ・車中泊まで幅広く使える万能車として支持されています。
- エンジン:660cc
- 駆動方式:2WD / 4WD
- ミッション:5MT / 5AGS / 4AT
- 特徴:広い荷室・低燃費・維持費の安さ
そんなエブリイバンにも、実際に使ってみると見えてくる「欠点」がいくつかあります。
❌ エブリイバンの主な欠点・デメリット
1. 乗り心地が固く、長距離運転が疲れやすい
商用車として設計されているため、サスペンションが硬めです。
空荷状態では段差を拾いやすく、「ガタガタする」「乗り心地が悪い」という口コミが目立ちます。
▶ 対策
- タイヤをコンフォート系(静粛・柔らかめ)に交換
- シートクッションを追加
- 後部座席に重い荷物を少し積むことで振動を軽減
2. 後席の快適性が低い
後席は直立に近く、座り心地が良くないのが欠点です。
家族乗りや長距離移動では「後ろが疲れる」という意見も。
▶ 対策
- リクライニングできる「エブリイワゴン」を検討
- クッションやシートカバーを追加して快適性アップ
↓こちらはエブリィワゴンの内容ですが、参考にどうぞ。
3. エンジン音・ロードノイズが大きい
商用バンゆえに遮音材が少ないため、走行中のエンジン音・風切り音が響きます。
特に高速道路では会話が聞き取りづらくなることも。
▶ 対策
- ドアやフロアに防音材・デッドニングシートを施工
- タイヤを静音タイプに変更
- カーペットを厚めに敷くことで騒音軽減
4. スライドドアが重く、手動で開閉が面倒
エブリイバンのスライドドアは手動タイプで、電動スライドドアが設定されていません。
女性や子ども、高齢者には開閉が少し重く感じることがあります。
▶ 対策
- グリスアップで動きをスムーズに
- 頻繁に開閉する場合は「エブリイワゴン JPターボ系」に乗り換え検討も
5. 高速走行時のパワー不足
660ccエンジン+商用車ボディのため、高速道路では加速が鈍い傾向があります。
荷物を満載しての追い越しや合流は苦手です。
▶ 対策
- ターボ付きモデル(JOINターボなど)を選ぶ
- 無理な追い越しを避け、ゆとりある運転を心がける
6. 内装がチープで静粛性が低い
エブリイバンは「仕事用」を前提にしているため、内装素材は簡素です。
樹脂パネルが多く、乗用車のような高級感は期待できません。
▶ 対策
- DIYで内装をカスタム(木目パネル・防音材など)
- 車中泊仕様やカスタムベースとして楽しむのもおすすめ
🧰 エブリイバンは欠点を理解すれば「最高の相棒」になる!
確かに、乗り心地や静粛性では一般的な乗用車に劣ります。
しかし、荷室の広さ・取り回しの良さ・維持費の安さは軽商用車トップクラスです。
特に以下のような用途にはピッタリです👇
- 配送・営業車として使いたい
- 趣味の車中泊・キャンプ用にしたい
- 自分好みにカスタムして楽しみたい
📝 まとめ|エブリイバンの欠点を理解して、納得のカーライフを!
| 欠点 | 対策・ポイント |
|---|---|
| 乗り心地が硬い | クッション追加・コンフォートタイヤへ交換 |
| 後席が狭い | シートカバー・リクライニング対策 |
| 騒音が大きい | 防音材・静音タイヤで改善 |
| スライドドアが重い | グリスアップ・ワゴン検討 |
| 高速でパワー不足 | ターボモデル選択 |
エブリイバンは「完璧な車」ではありませんが、欠点を理解して対策すれば、仕事にも趣味にも使える万能軽バンとして長く愛用できます。

