スズキ・エブリィ(EVERY)は、軽バン・軽ワゴンの中でも人気の高いモデルです。
しかし、日常の使用や長期放置によって「バッテリー上がり」が起きてしまうことがあります。

この記事では、エブリィのバッテリー上がりの原因・応急処置・予防方法をわかりやすく解説します。
Contents
🔋 エブリィのバッテリー上がりが起こる主な原因
1. ライトや室内灯の消し忘れ
最も多いのがライトやルームランプのつけっぱなしです。特に夜間に荷物を積み下ろしした後、ルームランプが消えずに朝にはエンジンがかからないケースも。
2. 長期間エンジンをかけていない
週末しか乗らない・仕事用で一時的に使わない期間があると、自然放電でバッテリーが弱ります。特に冬場は低温により性能が落ちるため注意が必要です。
3. バッテリーの劣化
バッテリーは寿命が2〜4年程度。使用年数が長くなると、充電してもすぐ電圧が下がるなどの症状が出てきます。
4. オルタネーター(発電機)の不良
走行中に発電・充電を行うオルタネーターが故障すると、バッテリーが満充電されず、結果的にエンジンがかからなくなります。
🚗 バッテリーが上がったときの対処法
1. ジャンプスタートを行う
他の車のバッテリーとブースターケーブルを使ってエンジンを始動します。
手順:
- エンジンを切った状態でケーブルを接続
- 赤ケーブル片側をバッテリー上がりの+端子へ接続
- 赤ケーブルのもう片側を、救援者のバッテリー+端子へ接続
- 黒ケーブル片側を、救援者のー端子へ接続
- 黒ケーブルのもう片側を、バッテリー上がりのボディアースへ接続
- 相手車のエンジンをかけて数分後、エブリィを始動。
- エンジンがかかったらケーブルを外す(逆順)。
※ハイブリッド車との接続、24V車との接続は避けましょう。

2. ジャンプスターターを使う
最近ではモバイルバッテリー型ジャンプスターターが人気です。
ケーブル接続のみで1人でも復旧でき、冬場のトラブルにも便利です。

3. レッカーやロードサービスを呼ぶ
もし自力でエンジンがかからない場合は、JAFや保険会社のロードサービスに依頼するのが安全です。
🧰 エブリィのバッテリー交換時期とおすすめ型番
スズキ・エブリィのバッテリーは、グレードや年式により異なりますが、代表的な型式は以下の通りです。
車種 | 型式 | バッテリー型番例 |
---|---|---|
エブリィバン DA17V | 660cc | 38B19R |
こちらの記事も参考にどうぞ。

🧊 バッテリー上がりを防ぐ予防方法
- 月1回以上はエンジンをかけて10分程度走行
→ 定期的に充電状態を維持できます。 - 夜間ライトやルームランプの消し忘れ防止を意識
- アイドリングストップ車はON/OFFを切り替えて使用
→ バッテリーへの負荷を軽減します。 - 2〜3年ごとに新品に交換
→ 突然のトラブルを未然に防げます。
💡 まとめ:エブリィのバッテリー上がりは早めの点検と対策で防げる!
スズキ・エブリィのバッテリー上がりは、日常の使い方次第で簡単に防止できます。
特に冬場や長期放置が多い人は、充電・点検・交換を意識することが大切です。
万が一のトラブル時には、ジャンプスターターを常備しておくと安心です。
